7月11日

 授業の合間(休み時間)にネットのニュースを見ているのですが、「安倍政権支持率は、実施機関(おもに新聞社です)によってなぜ違うのか?」という記事が気になりました。
 今どきは、コンピュータで回答者を無作為に抽出しているので、そうそう故意に数字は変えられないはず! と思っていたのですが、アンケートの選択肢にその理由が潜んでいました。
 「安倍政権を支持しますか」という問いに
 .多いに支持する
 .どちらかといえば支持する。
 .どちらともいえない
 .どちらかといえば支持しない。
 .絶対に支持しない。
 .わからない

 「どちらともいえない」、「わからない」と回答した人には
 「支持する/支持しない どちらの気持ちのほうが強いですか」
  のような問いを用意していて選択させているのだそうです。

 支持率には、どちらともいえない/わからないは載せず、
  支持する/支持しないのどちらかに振り分けているらしい。

 民主党政権時代の株価の下落等、経済的な混乱を覚えている人は
 安定志向が強いので、「どちらかといえば支持する」が
 もともと多くなるとの予想。

 しかし、都議選の後のニュースを見ると、
 一気に「安倍政権不支持率増加」「安倍政権はいつまで持つか」
 といった記事が増えたような気がします。

 記者クラブでの官房長官への質問も、「安倍首相が好まない問題は
 質問しない」のが暗黙の了解になっている。

 と記事があり、これってメディアも安倍政権に気をつかっていると
 いうことで、「報道の自由」はないように思えます。

 中曽根元総理の、「今の安倍君は裸の王様だ」というコメントのほうが
 真実を伝えていそうです。