6月26日
通訳案内士新人研修備忘録(2)
プレゼンのスポットは都内、箱根と日光
このカテゴリ別に試験官が違いました。
試験官のつっこみ方もそれぞれ
1.都内担当の試験官
歴史に詳しく、「桜」ではソメイヨシノは染井村で作られ、桜の名所の
吉野を後ろにつけたので、掛け合わせた品種とは何の関係もないとコメント。
隅田川の橋の話もつっこまれました。
千住大橋(隅田川で最初に架けられた橋です)が江戸の大火で焼けたの
は何年か?(何の大火というか)
中身についてのつっこみが多く、どの程度トピックについて調べたのか
が問われました。
2.箱根担当の試験官
こちらはプレゼンの態度、発音、話し方のリズム、音量
その他、質問に答えるときに試験官の質問をさえぎると減点
制限時間を越えるとー1点などと細かく説明がありました。
話すリズムが2拍子になると英語には聞こえないといわれたのも
この試験官です。
評価表を提出する際に、試験官にとりに越させたのも減点だそうです。
私は態度で加点1をもらいました。(予想外)
U字型に並べられた机のUのちょうど底にあたる場所に試験官がすわり、
その反対側にプレゼンする人がたつことになります。
試験官の左右に受講者が並び背中は壁にくっつきそうなくらいせまい。
私は試験官のすぐ近くにすわっていたので、他の人に一度たってもらわ
ないとプレゼンする場所にはいけない位置。
それで、机の下をもぐって出ていったのですが、
なんとこの行動は○。
理由は、お客様に席を立ってもらう行為を避けたからだそうです。
日本の地名、人名の固有名詞を使ってはいけない(一つくらいならOK)
と、細かい指示がとび、この試験官ならもう一度プレゼンを評価して
もらいたいと思いました。
3.日光担当の試験官
やさしい感じの人でしたが、プレゼンのコメントがもう少し詳しくても
よかったかな?と思いました。ポイントははずしていないのですが
もう少しつっこんでもよかったのでは?
私の場合、トピックをもう少し外国人に受けそうな話をピックアップして
おけばよかったのかな?
という点と、後はもう少し流暢に話す練習をする必要がある
ということ。
トピック毎に話すポイントを数点書いておいて、それで2分半話せるよ
うにしたいと思っています。
ほんとうは、試験管全員を集めて、どのくらいの知識が出てくるのか座談会でも開いてほしいところですが。
個人的には2番の箱根のトピックの試験官が好きです。
あんな感じのガイドさんなら、外国人も笑いながら旅できそうです。