11月6日

 木製のジャングルジムが燃え上がり、子供が死亡する事故が起きました。
 おがくずをしきつめ、白熱球の投光器で照らしたので燃え上がったらしいのですが、それにしても痛ましい事故。
 twitterでいろいろコメントが流れていますが、
 物が燃えるということについて誤解している人がいるなあ。。という話を思い出しました。
 「てんぷらを揚げていて温度が上がりすぎたら、油に火がついた、火が直接油に接していないのにどうして?」 と言った人がいました。
 物が燃えるために必要なのは、
 ・燃える物体
 ・酸素
 ・物体が燃え上がるのに必要な温度
 の3つです。
 決して、炎(火)ではないのです。

 おがくずは、可燃性ではなく、易燃性の物質なのだそうです。
 易燃性物質とは、「炎をあげて速やかに燃え上がり,わずかに灰を残す」物のこと。
 要するにすごく燃えやすい物だということ。
 事前にチェックできなかっのかと、悔やんでも悔やみきれない思いだけが残ります。