3月18日

 長文読解の授業の必要性
 今まで高校生に聞いてみたかんじでは、
 長文読解の時間は、「先生が長文を解説して終わる」ようです。
 生徒を指名するわけではなく、淡々と先生が解説をしていくんだとか。。。
 これって眠くなるだけじゃない?

 高校生の英語の実力はぴんきり。中学でかなりつまづいていても高校には入れるので、極端な話、中学生とかわらない、または中学生よりもできない場合もあり。

 シンプルな文の意味がわからない生徒に長文を見せて解説していくのは、生徒にとって、「眠いだけ」か、「すわってこっそりスマホをする」時間になってしまうのでは。

 高校のリーディング用の教科書は何冊か持っていますが、Unit毎に長文があり、その単語や表現の解説が載っているというパターン。

 1つずつ例文の文法、単語をチェックして訳し、
 全部わかるようになってから、
 似たような表現を集めて1パラグラフ(段落)くらいの文章を
 読むくらいが、偏差値が60以下の生徒の実力。

 高校の英語の教科書は、どの教科書を使っているかで高校の程度がわかるといわれていますが、やさしい教科書でも長文がどっと載っている形式は同じです。確かに教科書のレベルでやさしい内容と難しい内容の違いはあるのですが、そもそも長文が読む体力がない生徒には無理なのでは?と思います。