1月23日

 リクちゃんが3本足に
 動物病院でときどき会っていたラブラドールのリクちゃん。
 「今日は服着てる!」とちらっと見たときに思ったのですが、事態はもっと深刻でした。
 「xxさん、リクちゃん、3番の診察室へどうぞ」とアナウンスが流れた後、待合室の人がちょっとどよめきました。
 3本足のリクちゃんが立ち上がって、正面玄関のところで後ずさりしたからです。以前、飼い主さんとお話したときに、「腫瘍ができている」という話は聞いていました。でも、足が1本なくなり、後ろ脚の1本にも包帯がまかれている姿をみて、病状は深刻になっているのは明らか。
 ちょっと嫌がっていましたが、飼い主さんや、他の人に励まされて、やがて3本脚で指定された診察室にはいっていきました。なんか健気でちょっときゅっと胸がつまりました。
 動物病院も人間の病院と同じでお年寄りのペットが圧倒的に多いのですが、それでもそれほど深刻な病状を目にしていませんでした。頑張ってといってよいものか、ちょっと迷いました。