6月30日

 プレゼンや授業の進め方・基本
 生徒にふりまわされて、話し方がぐだぐだと脈絡のないほうへ変化してしまい反省の日々。
 プレゼンの時や教科書を使って人前でしゃべるとき、聴いている側に渡した資料、または教科書の内容に沿って説明していきます。
 人前で話すことに慣れていないと、書いてあることを説明するのは、わかりきったことを話すようで、どうしても抵抗があるのですが、これは間違い。
 「聴いている人は書いてあるものを見ながら、話を聴こうとする。書いてあるポイントからはずれた話をしゃべってはいけない。」と注意されたことがあります。
 論文の発表会で、後ろで講演者の話を聴きながら、聴いている人たちの様子を観察してみたことがあります。
 すると。。。。
 聴いている人たちは、事前に渡された資料をめくりながら、プロジェクタに映されているパワーポイントの資料のページと見比べています。
 紙の資料にないページがプロジェクタに表示されたり、プロジェクタに表示されている事と違う話を講演者が話すと、資料のページをあちこちめくりだす人が大勢いました。
 これを見て、納得しました。
 聴いている人たちは、資料を読みながら、別の話は聞けないのだと。。。
 資料をガイドラインにしながら、話を理解しようとしているのです。
 (まれに一瞬にしてどちらも理解し、質問してくる人もいますが)
 授業の場合、途中で質問でさえぎられることがあり、話を元にちゃんと戻す必要がありますが、これがむずかしいのかもしれません。
 国際関係論のセミナーを受講していたとき、講師は、質問の後、ちゃんと元の話の道筋に戻りました。英語で話しているため、この方法はかなりわかりやすい方法でした。
 もっともこの講師も私たちを教えているうちに、この論理的な話し方が
くずれていったような気がして、生徒の影響か?と思ったのですが。
 私はもっと影響を受けやすい。。。。