5月11日
家庭で料理を作る場合、分量は計量しないのが普通。
きちんと量をはかる人は少ないとは思いますが、全然量を気にしないのもさすがに問題では?
もっとも、近頃人気の、「水も油もなしで焼ける冷凍餃子」は、主婦のずぼらさから生まれたものだそうです。冷凍食品メーカーが、モニターとして家庭の主婦に集まってもらって冷凍餃子をどのように料理するか試してもらったときに、驚いた点がひとつ。
冷凍餃子のパックには、調理方法が書いてあり、
「水をxxcc入れる」と書いてあるのに、
ほぼ全員主婦が水を適当に入れていた!
つまり、おいしく焼く方法を丁寧に書いても無駄。
(私は入れる水の量は、餃子の量だけではなく、鍋の大きさによっても違いがあるのできちんとxxCCと書いてもうまくいかない場合もあるのでは?と思っています。)
この結果、適当に入れてしまう水や油は分量を書くことをやめ、いつも一定の味に仕上げるために、水と油も冷凍餃子の方に入れておこう!という発想になったのだとか。
ずぼらな料理方法が新しい冷凍餃子を作り出したのなら、
「ずぼらは発明の母」かもしれません。
因みに私は、新しく買ったグラスやカップの容量は、調べてしまう癖があるので、そこら辺のコップで水や出汁を入れてもほぼ正確な分量を把握しています。