2月18日

 エマ・ワトソンの国連総会でのスピーチ
 エマ・ワトソンと聞いてすぐわかる人は、ハリーポッターシリーズをかなりしっかり見た人でしょう。エマ・ワトソンは、ハリーの友達で優秀な女の子、ハーマイオニ・グレンジャー役を演じ、その後女優として活躍しています。
 ハリー・ポッターシリーズに出演したギャラで、アメリカのアイビーリーグに入学し、転学してオックスフォードを卒業しています。
 スピーチを聞いて驚いたことが2つ、ちょっと意外だったことが一つ。
 意外だったのは、最初がちょっと緊張気味でいかにも若い女の子がしゃべっている感じがしたこと。女優でなれているんじゃないの?
 驚いたことの一つは、男女平等社会実現のための組織を立ち上げて、国連で各国の支援を呼びかけたこと。まだ20代で、これだけの自覚があるということはすごいなと思いました。
 もう一つ、10歳くらいから有名人として扱われることが慣れているはずなのに、子供のときから、女性は差別されているという事例を理解していたこと。
女性でも、有名人や、超エリートは特別例外処理されてしまうので、差別を経験していないのではないかと思っていたのですが、かなり小さいときから男女差を意識していたとは、感心するやら、おどろくやら。
 スピーチ自体は、論理明快で聞きやすいスピーチなので、Engslish Journalの3月号のCDの冒頭を聞いてみることをお勧めします。