9月8日
学校の授業も今週で前期終了。但し、9月いっぱいは、前期教えていた2年生のクラスの授業が続きます。
生徒たちは実技課題のプログラム作成中。そのため、進行状況チェックのためにクリアするべき項目リストを渡して、気がついたことがあります。
ぺらぺらと説明できるからといって、プログラミング言語を理解しているとはかぎらないこと、またプログラムがわからないといっていても、実はコンピュータの本の説明の形式がわかっていない生徒がいること。
実は新学期がはじまる前に、「1年の途中で転科してきた生徒がいるから、その生徒はプログラムを組むのは苦手である」と注意を受けていました。
私の教えているWebデザイナーコースでは、プログラミングと言ってもそれほど複雑なアルゴリズムは出てきません。
条件分岐(Aである場合は、xxをする:それ以外は、xxをする)
繰り返し処理(同じ処理を何回か繰りかえす)
これだけ!
プログラムの教科書は、当然例題がのっていて、どのように使うのか
サンプルプログラムもついているのですが、その説明がわからないようです。
関数の説明を読んでも、具体的に関数の引数に何をセットすればよいのかわからない、例題の中でセットしている数値を入れてしまう。
実技課題は、教科書に出てくるサンプル(ソースプログラムがついているので動かして試すことができます)の中にある機能を使っているものばかり。
というわけで、プログラムがわかるかわからないかと判定しているレベルではなさそう。
もうちょっと早く傾向に気づいていれば、自力でなんとか試せるくらいにはなったのではないかと思うのですが、時間は今月末までしかない!
さらに就活でいない日があるため課題が終わらないのではないかという心配も出てきて、頭の痛い日々が続いています。