4月30日
2年たって変わったもの
実家に戻って2年たち、変化が大きかったのは猫。
年老いていくスピードが速いのも驚きですが、一番かわったのは私に対する態度。
2年前、
私が寝ていると、近寄ってきて前足で私の顔を「ぱこっ!」とたたきました。姉も寝ているとやられて困るとこぼしていました。
年を取ってきたから前足のつめがひっこんでいないから痛い! といっていたのですが、いつのまにかやらなくなりました。
どうも、鳴いても言うことを聞いてくれないから、実力行使に出ていただけのよう。
おなかが空いた、ブラッシングをしてほしい、などの意思表示をしているのがおもしろいほど、バリエーションあり。
猫と犬の中が悪いので、1階と2階に分けて飼っているため、猫は階段のところで鳴いて1階にいる私をよびます。
その鳴き方が笑えます。
悲しそうに「ニャー」 ちょっと弱弱しくなく。
ちょっと元気に「ミャー」
私が無視すると、「ワオーン!」
どうなくと、私が反応してくれるか試しているよう。。。
私が2階にいるときは、私のちかくできちんと座って「ニャ」と
短く一声 → これは、えさのおねだり。
夜中もニャっと鳴いておきないときは、そーっと私の顔に自分の顔を近づけ、それでもおきないときは、そーっと前足を(爪をださずに)私の顔におく。(たたかなくなりました。)
朝、私の布団で眠り込んでいるときいきなり布団をはがすとものすごく
機嫌の悪い声が返ってくるので、
ふとんにむかって、「Nanaちゃん!」というと、
2回めか3回めで、「ニャ」と返事。
「もうおきなさい」というと、「ムニュ!!」といいながら
布団からはいだします。
えさの皿や水のバケツを洗いに1階に行くときは、
律儀に階段の上で待ち状態。
私がスーツを着てお出かけのために階段をおりると後追いして
「ワオーん!」鳴き続ける。
一緒に暮らすうちに、どうするか対応を変えているのは猫のほうなのでした。
この人は鳴けば何かしてくれると思いはじめたのか、どうやって判断しているか不思議ですが、年取った猫がここまで敏感に態度を変えるのは
なかなか新鮮な驚きです。
実は今日帰宅し2階の階段のほうに向かったら、
ものすごく怒った声がしてきました。
どうやら、休みで一日家にいた姉が猫の泣き声を無視し、ほおっておいたらしい。