3月11日

 日本語で今は使われなくなった、または使われなくなりつつある言葉があります。堅い表現だから自然に使われなくなったというより、差別的な意味とたられそうなものに多いようです。
 
 標準語 → 共通語
 老人性痴呆症 → 認知症
 看護婦 → 看護師
 などは典型的な例。テレビでも、看護師、認知症といわれています。

 知らなかったのは、帰国子女。
 文部科学省関係(学校でも)では、帰国子女も使わないのだとか。。。
 帰国児童、帰国生徒と表現。
 
 確かに子供のころ、子女ってどうして?と不思議に思っていました。
 子供と女? はなぜみたいな。。。
 これは侍の子供は
 男の子が 一子、二子、とよばれ
 女の子が、一女、二女
 と呼ばれていたので、外国から帰国した男の子と女の子という意味で
 帰国子女といわれていたとのこと。

 子という漢字を男の子という意味で使わなくなったため変更されたけれど、テレビなどでは、帰国子女という言葉はよく耳にします。

 これもやがて、帰国児童、生徒のほうが普通の表現になるのでしょうか?