6月24日

 ボツワナから帰国したら、ボツワナでの生活を整理して日記で書きたいと思っていました。
 でも、いつのまにか3ヶ月過ぎてしまい、だんだん記憶が遠のいていって、報告会の資料をまとめながら、さすがにまずいとあせりはじめました。
 まずはボツワナの食生活(食習慣)から
 「ボツワナ人は、足ることを知っている民族だ」といった人がいます。
 これは、「あれがない、これがない」と言わずにあるもので満足するという意味。

(報告会資料:ボツワナの食生活)
 狩猟または放牧を主な生業とする民族が主流で、農耕に適さない土地柄なので、見つけた食料で飢えがしのげればよいというのが食生活に関する考え方のようです。
 食料がほとんど輸入品なので、需要さえあればお隣の南アから輸入可能です。それにもかかわらず品物にバリエーションがないのは、人口が少ないせいなのか、それとも豊富な品揃えはもともと需要がないのか。。。
 日常生活、結婚式、葬式すべてメニューが一緒というのもすごすぎると思います。留学経験がある人もかなりいて、様々な料理を知っているはずなのに、「あれは外国だから。。。ボツワナではこれでいい」と言い切れるのもすごいと思います。
 これは健康のために現在の食生活パターンを変えようと努力している人にとっては頭の痛い問題でしょう。