1月27日(DTCB見学)

 Diamond Trading Company Botswana(DTCB)は、ボツワナ国内でとれたダイアモンドの原石の研磨工場です。首都から120キロほど南西にあるJwaneng(ジワネン)の鉱山に1年ほど前に見学にいき、今回は原石を選別し、研磨しているところを見学することになりました。
 鉱山では一般の見学者のツアーを毎週やっていますが、研磨工場は、公的機関の見学以外受け付けていません。今回は、昨年10月に着任したボツワナ日本大使の見学に便乗させてもらう形になりました。
 ダイヤモンドの指定買い付け業者は、登録証を見せると首都の空港から、直接工場に向かうバスにのってここにやってくるのだそうです。(工場は空港の近くです。)
 ボツワナ国内4箇所で採掘されるダイヤモンドがここに運ばれ、機械によってまず選別され、その後、中にある傷などは、人がひとつひとつ選別していきます。(写真下)

(特殊な眼鏡をかけて一つ一つ選別:ビーズの山のようにみえるダイヤモンド)
 小さなバケツでダイヤモンドをひっくりかえしているところを見るととても宝石にはみえませんが、いったいいくらかな?と考えてしまいました。
 ここで選別され、研磨されたダイヤモンドは、卸業者から加工業者にわたされるのだそうです。
 大使についていったせいか、それほど厳重なチェックもなく拍子抜けしましたが、ダイヤモンドの原石を鉱山から運ぶときは特別な装甲車を使うといっていました。(今まで襲われたことはないそうです。)
 最後に5カラット(約1g)のちょっと磨いたダイヤモンドを手にしてみましたが、実感なし。うーん、宝石店に並んでいる指輪は高価に見えるのに。。。。

(これ、全部Diamondです)