11月2日

 
 ややこしい交通ルール(4−Wayって何?)
 十字路で停車中ぶつけられたと説明したら、4−Wayですか?と聞かれました。4−Wayは十字路になっていて、交差している道路の大きさがほぼ同じで、信号なしの交差点のことです。

(4−Wayの標識:本当は緑色です)
 ややこしいのは、4−Wayの場合、4方向で待っている車が順番に1台ずつ交差点を通過していくことです。(同じ方向から2台めもいこうとするのはルール違反) この順番がどうなっているか最初わからずにまごつきましたが、慣れてくると、「あ、今度私の番だ」と出ていくことができるようになります。

(4−Way:1,2,3,4のように時計回り、最初に出るのがどれかさえわかれば出られるしくみ)
 首都は4−Wayの交差点は4−Wayと標識がありますが、地方はなし。どこが4−Wayなのか知っておく必要があります。
 私が事故にあった場所は、4−Wayではなく幹線道路とそれを横切る道路のため、幹線道路を走っている車に優先権があります。
 どちらの道路に優先権があるか、地元の人たちはわかっているらしく、一度自宅近くの道路を横切ったらクラクションを鳴らされました。(充分距離があって横切れる場合でもです)
 このほかにラウンドアバウトアメリカ英語ではロータリー)もあり、こちらも回って自分の行きたい方向に出るのは慣れないと大変です。現在、交通量の多くなった首都はラウンドアバウトを信号機付の交差点にかえる工事をすすめています。

ラウンドアバウト:中を回っている車が優先、ぶつからないようにラウンドに進入し、出たい角から出ていきます)
 地方都市で信号機があるところは少なく、Kanyeは街中に信号機はありません。もっともボツワナで信号機が正常に動いているほうがめずらしく、故障、停電のときは、4−Wayのルールに従って車が交差点を渡っていきます。ラウンドを避けるか、停電時や故障中の信号機をさけるか難しいところです。