8月5日

 もみじ、といっても紅葉のことではありません。はじめてもみじを食べたのは香港の飲茶店でした。から揚げして甘酢あんに漬け込んだものと、醤油煮と両方試しました。
 東京ではアメ横の店でしか見かけたことはありません。鶏をさばいている店なら売ってくれるらしいですが。。。
 ここで言っているもみじは、鶏の足先、料理しても見た目はそのままなので、敬遠する人の多い部分です。一度料理したいと思っていたのに、スーパーで普通に売っているボツワナに来てもなぜかもみじを料理しようという気になれませんでした。時間がかかる上にそれほど食べ応えがない(足をしゃぶる感じになる)からです。

(調理前のもみじ:太いものはひょっとして七面鳥のもの?)

(先端に爪があります、ここは切り落としてから調理)
 でも、ふと料理してみようと思い3パック購入。まずきれいに洗い、先端の爪を切り落とします。
 それから、一度沸騰したお湯にいれて火を通したあと、ざるにあけて鍋のお湯を捨て、ゆでたもみじも水洗いして、お湯をはった鍋にもどして、紹興酒、ねぎ、しょうが、醤油で煮込むこと1時間。とろっとしたもみじが出来上がりました。コラーゲンたっぷりの足先をむしゃむしゃとしゃぶりました。
 見た目でも敬遠されそうですが、上品に食べられない料理なので家で食べるほうがよさそう。
 購入したパックのうち、ちょっと足先の太いものがあり、いくら煮ても醤油色にならず、皮がまるで紙のような感触。こちらはどうやら七面鳥だったのかな?と思ってます。

(鍋で1時間煮込んだもみじ)