7月27日

 ボツワナで売っているカレー粉の物足りなさにがっかりしていました。日本のカレールーのように何でもはいっているものを期待してはいませんが、「香りが足りない」、「辛さが足りない」は炒め物にちょっとふりかけても不満。
 舌の記憶をたよりに、材料を集めてカレーをつくってみることにしました。足りないのは、「最初にピリッとする辛さ」、「香り」、「こく」。食べたあと、のどの奥でピリッとする辛さはあるのですが、食べたとき、舌先でぴりっとしないのが不満、それにカレー粉と思えないほど香りもしません。
 それで、集めた材料は、パプリカ、クミン、ターメリックオールスパイス、チャツネ(Chatonney)、アップルソース、ソース、しょうゆ。

(買い集めたスパイスのびん:手前右がボツワナで売っているカレー粉)
 昔、母がカレー粉はからいりしないと香りがしないといってたのを思いだし、炒めてから鍋に投入。たまねぎに小麦粉を加えて炒め、だしの出る鶏の首肉(ボツワナでは首肉だけまとめてパックで売っています)、それに唐辛子も加えてみました。
 さすがにカレーの味の対する記憶は確かで一回で望みの味になりました。 でも、私はもともと日本のカレールーを使うカレーはほとんど食べない(1人暮らしをはじめてからつくったことがない)のに、これだけの材料を集めて作る必要はあっただろうか? と思案中です。