7月21日

 今回のNamibia旅行のため、Namibiaについてちょっと調べてみました。
 Namibia(1990年に南アフリカより独立)
  面積82万平方キロ(日本の2.2倍)
  人口 220万人
  人口密度 2人/平方キロ
  第一次大戦まではドイツ領

ナミビアの地図:Gobabis→Windhoek→砂漠(★)まで旅行)
第一次大戦後、南アフリカ連邦信託統治領となり、第二次世界大戦後、国連が信託統治終了を採択したにもかかわらず、南アフリカが統治を続行、アパルトヘイト政策がとられる。
 1990年独立
 国土はボツワナよりちょっと広く(ボツワナは60万平方キロ)、砂漠地帯が国土の半分以上を占めるのはボツワナと同じ。
 決定的に違うのは、白人支配時代のドイツ風建物、きちんとしたインフラ、サービスの良さ、店の品揃えの豊富さ等。アフリカの国としては豊かな方だか、貧富の差が激しい。若者の失業率が50%近くとロッジの従業員がなげいていました。
 そのため、首都の家のバーグラーバー(泥棒よけの鉄格子)、電気フェンス等が完備している。
 ボツワナと違うのは、すべてに白人文化の影響が見られること。旅行者にとって快適だけれど、植民地時代のなごりとあって、ちょっと複雑な気分。ボツワナ保護領になっても植民地になっていないのでアパルトヘイトは実施されていません。
 なんでもおいしいし、旅行の手配も間違いがない、これが白人文化の威力? どっちが良いとは簡単にいえない気がします。
 往復3200キロ、ナミビア南西海岸近くにあるナミブ砂漠までの旅行で、かかった費用は、1人約4万円(車のガソリン代込み)ボツワナが、バックパッカーを歓迎せず、北部観光地には、超高級なロッジのみが並んでいるのと対照的です。(ボツワナの場合、中級ロッジはなく、他にはキャンプ場があるだけ)
 それにしても、ナミビアから国境を越えてボツワナに戻ったとたん、ボツワナ特有のゆるーい感じが戻ってきて、不思議と、「帰ってきた」とほっとしました。なぜ?