12月24日

 職場は、今日は通常勤務のはずですが管理職はほとんどみかけません。昨日挨拶に来てくれた人がたくさんいるので今日から休みの人のほうが多いようです。
 私も今日はディスクのバックアップと留守中のセキュリティ対策(パソコンに盗難防止用ケーブルやチェーンをつける)だけのつもりできています。
 それでついつい旅行の写真をみながら余韻にひたってしまっています。ボツワナに来てからもボツワナの地図をちゃんと見ていなかったのですが、ボツワナ北部は、ザンビアナミビアジンバブエに接しています。
 そのため、チョべ川でボートクルーズをしていると、対岸はナミビア。Kasaneから東にあるKazungulaはザンビアとの国境、さらに
Kazungulaから東にいった私たちのとまったLesomaValleyはジンバブエ国境に接しています。
 ガイドに説明されても方向と位置関係がよくわからなかったのですが、地図を調べてみて納得しました。4つの国の国境が入り組んでいます。

ボツワナ北部国境付近の地図:1:ナミビア、2:ザンビア、3:ボツワナ、4:ジンバブエ
 ボートクルーズは赤いしるしのあるKasaneからチョベ川を西方向へ向かいます。
 Kazungulaはザンベジ川にチョべ川が合流する場所。フェリーでわたると向こう側はザンビアです。

(Kazungulaのフェリー乗り場:対岸はザンビア
 この国境の検問所はフェリーの乗り場までは入れてもらえるので行ってきました。フェリー待ちのトラックがずらっと並んでいました。南アからザンビアやもっと北の国への物資の輸送はすべてこのルート。50年前から国境に橋を建設する話があったのだそうですが、協定が締結されたのはここ最近のこと。あと、2、3年でここの風物詩、ずらっと並ぶトラックの列が消えることになるそうです。

ザンビアボツワナ間を運行するフェリー)

(国境の検問所:見学して戻るときに靴の消毒が必要です)
 ここに橋ができたら物資の輸出量とかどうなるんでしょう? 現在の非効率なやり方(フェリーにはトラックは2台くらいしか乗れない)からは想像もつきません。