12月5日(バードウォッチング)

 5時半に起きて、バードウォッチングへ。6時半にショッピングモールのひとつに集合して首都ハボロネ近郊のMokolodi Game Reserve(野生動物保護区)に出かけました。BirdLife(NGO)主催の月1回のバードウォッチング(ブッシュウォーク)が開催されています。会員制ですが、お試しの参加者もいるようです。
 前の晩にパーティーがあり、寝たのが12時半頃だったので、起きられるかどうか心配でしたが、行ってみたら一番のり(5分前)でした。
 今回の場所は道が悪いので、ほかの人の4WDに乗せてもらって出発。バードウォッチングの場所は、なんとMokolodiに住んでいるBirdLifeの理事の私有地。このあたりは白人のお金持ちが住んでいると聞いていましたが、スケールが違いました。2000ヘクタールの土地に夫婦2人だけで住んでいて、衛星テレビ、電気、水道すべて自前で引いたそうです。私有地のゲートから往復で20キロ近く走ったとドライバーは言っていました。

(丘の上に建つ理事の家から見た風景。)
 鳥は鳴き声は聞こえるのですが、実際に双眼鏡で見たり、写真をとったりするのは難しく、どちらかといえばみんなでおしゃべりしながらの散策。
 最後に各自持ってきた朝食を食べて解散しました。しかし、年配の参加者が多く、欧米人ばかり。たまには正しい英語を聞きたいというのが私の希望だったので、目的にかなってはいるのですが、こんなに白人だけというのもどこか奇妙。ボツワナ人にとっては野鳥はどこにでもいるもので、めずらしくないのかもしれません。東洋人参加者は、天皇誕生日のパーティで会ったUNの職員と私、それにBirdLifeに勤める私の同期隊員のみ。
 月1回のバードウォッチングは毎回場所が変わるそう。来月はどこに行くのでしょう?