11月5日

 今日はJwaneng(ジュワネン)のダイヤモンド鉱山の見学に出かけました。ダイヤモンドの販売を世界的に独占しているDe BeersとBotswana政府の合弁企業Debswanaの鉱山で見学は無料です。ただし、事前予約が必要でパスポート番号を記載した参加者リストと参加者毎の誓約書を提出しなければなりません。
 ゲートでパスポートを見せてひとりずつ許可証を発行してもらってから鉱山の事務所にいき、ビデオによる事前説明を受けた後バスに乗って鉱山見学に出発です。

廊下を抜けて鉱山の敷地へ
 鉱山の入り口の回転ドアを一人ずつ通ったあと通路をぬけて敷地内にはいり、それからバスに乗ってダイヤモンドの採掘現場にいきます。露天掘りなので、上から眺めるとかなり下のほうに採掘場が見え、らせん状につけられた道路を走っているトラックが豆粒のように小さく見えます。

土ぼこりで下がかすんでいます。カメラも心配です。
 上から採掘現場を見た後、バスで途中まで降りて採掘した鉱石を運ぶトラックに乗せてもらいました。はしごを登って運転席までいくのは高所恐怖症の私としてはどきどきもの。でも、好奇心が先立ってみんなと一緒にあがってみました。

人より大きいタイヤ。左側のはしごを使って運転席にあがります

人とタイヤの大きさを比べるとこの車の大きさがわかります

運転席にあがったところ
 見学の最後は事務所の中の掘り出されたダイヤモンドがある部屋へ。ここはカメラの持ち込み禁止です。掘り出されたダイヤモンドがガラスのショーケースにあって、「何カラット?」と質問してみたら、「5カラットくらい?」と自信なさそうな答えでした。あとは見学者同士で「あれでいくらかな???」とささやきあっていました。さらにX線装置のある部屋をひとりずつ通って外に出ました。(グリーンのランプがつかないと身体検査をされるそうです。)
 久しぶりに工場見学の気分を味わいました。ボツワナというとGame Reserve(動物保護区)で野生動物を見る旅行がメインですが、ボツワナの財政をささえているダイヤモンド鉱山は、スケールが予想以上に大きく行ってみてよかったなと思います。

鉱山のまわりにあるGame Park(動物保護区)の見晴らし台からみたJwaneng Mine(掘り返した土が地上に積み上げられて平らな山になっている)