9月28日

 先週から私のオフィス(部屋)にも、毎日ティーセットが届くようになりました。プロジェクトのオフィサーが指示してくれたのだと思います。クリーナーがティーセット(ティーカップ、砂糖、クリープ、お湯のはいった魔法瓶)を運んできてくれるのですが、このお茶をリクエストできるのは、チーフオフィサーだけのようです。Departmentの責任者、日本でいえば、県庁の局長クラスの人なのである意味高級官僚の特権なのかもしれません。

 女性の管理職もたくさんいますが、公務員とハウスキーパー、個人商店の店員の給料格差はえっと驚くほど大きいです。ちょっとした管理職なら月10000プラ(12万円)、個人商店の店員は月700プラ(8400円)くらい。国が定めている最低賃金は700プラ弱ですが、中国人の商店などではもっと低いという話を聞きました。
 賃金格差がこれだけあるとワーキングウーマン(公務員)にとってはハウスキーパーを雇って仕事を続けられるのである意味、日本より働きやすい環境です。首都の電気フェンスで囲まれているような大きな家の敷地には、ハウスキーパー用の小さな家がありメイドを雇うことが前提になっているようです。ただし信用できるハウスキーパーやクリーナーを探すのは大変だそうです。