9月13日

 ボツワナで売られている洗濯機、日本のものと違うところが2箇所(気づいたかぎりでは)あります。
 1つは、すすぎが1回きりなこと。洗剤を入れて洗濯がスタートすると、Washのプロセス終了後1度脱水、その後もう一度水をいれすすぎのプロセスは数分水を攪拌、その後脱水して全工程終了。つまり最初に洗剤の混じった水を完全に捨てたあと、水をいれ、それを脱水したらおしまい。すすぎのプロセスからは水を入れていません。これじゃ洗剤が残っているのでは?と思っていたら、首都でドミトリーの洗濯機に洗剤を入れすぎ、この心配は的中しました。洗濯終了後の洗濯物には洗剤の匂いがぷんぷん。試しにそのままStartボタンを押して洗剤なしでスタート。見事な泡立ちで洗剤が残っているのがわかりました。私の買った洗濯機(Samsung)だけかな?と思っていたのですが、LGの洗濯機(写真)も同じ洗濯プロセスのようです。

 もうひとつの違いは排水用のホースを平らなところにおいておくと、洗濯槽に水がたまらないこと。ですから、排水ホースは写真のように浴槽のふちにひっかけ、洗濯槽に水をためておいて洗濯機を使用します。

日本の洗濯機はすすぎか脱水モードにならないと洗濯槽の栓はあかないのですが、どうやらここの洗濯機に排水用の栓はなく、排水と脱水のときモーターの力で水を排出しているようです。全自動の洗濯機でも構造が違うのでびっくりしました。
 ボツワナで洗濯機は売られていますがそれほど普及はしていないそうです。お金に余裕がある家庭は、家事をHouse Keeperにまかせているので洗濯機はそれほど必要とされていません。私も近所の雑貨屋で洗濯する人ほしくない?と聞かれたことがあります。