7月2日

 7月1日はSir Seretse Khama Day(President Dayではありませんでした、Botswana初代大統領の日)で祝日です。Botswanaの官公庁では大統領の写真がオフィス毎に架けてあります。(私のいるオフィスにもあります)
 最近オフィスの電話をとるのにも慣れてきました。ボツワナ人のしゃべる英語のパターンと発音がわかってきたからです。
 (ボツワナの英語の特徴)
 研修のときから以下のような事は聞いていました。
  英語の発音が違う
  文法がおかしい
  上から目線の英語の使い方が多い(丁寧な表現をしない)
  私も実際会話してみて、最初の2つはあたっていると思います。
  Verb(動詞)は、「ベーブ」のように聞こえますし、Key(鍵)は、 「ケェー」のような感じです。
  そのほかに単語の読み方を日本人のローマ字読みのような形で発音している場合があってびっくりしました。
  Southernをサウザン、Signatureをシグネイチャーのように発音します。まるで「日本人のよくやる間違い」に出てきそうなものばかりです。(「注」正確な発音は辞書でご確認ください。発音記号が書けません。)
  電話をかけると「You are calling who ? 」という人がいます。疑問詞が前にあるという前提で聞いていると??? それから、現地語のセツワナに、現在形と現在進行形の区別がほとんどなく、現在完了形、過去進行形、過去形、過去完了形をつかいわけていないので話を聞くときはかなり注意が必要です。どちらかといえば、何でも現在進行形です。もっとも、[ I'm finishing]というのは終わってないときの言い訳なのですぐわかります。
 3番目の丁寧な表現をしないというのは、人によりけりだと思います。仕事上、Exective OfficerやCheif Officerと話すことが多いので、「Can you pass it to me ? May I use it ? 」のような言い方しか聞いていません。 「Come !! 」といって手招きするので行ってみたら、「お金貸して!!」といわれたとあきれていた日本人がいます。わかりやすいといえばわかりやすい表現ですね。しかし、時制の使い方があいまいなので、仕事で何か確認するときには何種類か表現をかえて確認する必要がありそうです。