6月26日

 このところ、暖かい日が続いています。寒くなってきたら職場の近くで牛の集団を見かけるようになりました。ロバやヤギも、放し飼いなので役所(Counsil、裁判所、警察など)の庭でも草を食べていたりします。ひょっとしたら雑草とりの手間をそれで省いているのかもしれません。(写真左は裁判所の敷地内)

 いつもは牛は草のあるところにいるのですが、このごろほとんど草のないところにかたまっているのを見かけるようになったので飼い主が意図的に集めているのかもしれません。
 宮崎の口蹄疫病のニュースはこちらでもときどき記事を見ていますが、ボツワナにも口蹄疫病はあるようです。4月の旅行で行ったTuliの動物保護区は口蹄疫病の汚染地域で、保護区はワイヤーフェンスで囲われていています。保護区から出るとき、観光客は車から降りて消毒薬の中を歩かなければなりません。さらに保護区から70キロほど離れた街でバスに乗ったあと途中、検疫のためにいったん乗客をバスから降ろして、乗客の持ち物を調べていました。動物保護区の近くでヤギや牛、ロバは見かけなかったので動物保護区の近くでは牛などは飼っていないのかもしれません。
 ボツワナは牛肉の輸出国なので、病気には気をつかっています。ちょっと郊外ならば一般家庭でも牛は何頭か飼っています。飼っているといっても放し飼いなので牛についているカウベルで見分けているだけのようですが。