6月25日

 日本勝ちました!! 残念ながら、その瞬間を味わえませんでした。同じ時間帯にオランダ対カメルーン戦が行われたためラジオの放送はこちらの実況中継。英語のニュースで途中経過を確かめていました。サッカーの試合を録画で見ても興奮できないと思います。やっぱり実況でなくては。
 今週、ずっと私のプロジェクト関係のオフィサー2人が出張でいないので部屋は静かです。出張とわかっていると電話もほとんどかかってきません。今週、Councilの給料日だったことを知りました。給与明細が部屋の持ち主に届けられたからです。また、その日に1人クリーナー(掃除専任スタッフ)が、お金を貸してほしいと頼みに来ました。月曜に返すという約束で、20プラ(約260円)貸しました。私の家の最後のセットアップを手伝ってくれたクリーナーで、電気のプリペードカードを買う場所まで案内してくれた人だったからです。先月、ここで働きはじめたとき、たくさんのクリーナーから声をかけられましたが、「I do not have transport」といったクリーナーがいました。私が車を持っていると思い、帰り乗せていってほしかったようです。別の機会には、帰りのタクシー代3プラくれといってきました。「I do not understand why I have to give you money」といって断りました。こういうとき、どこまで断るのか、またはどんな場合、お金を貸したりするのかやっかいな問題です。
 ボツワナは公務員の給料が高く、ここで働いていて同僚にうらやましがられる心配はありません。Dupty Secretaryの家で車の手配ができるまで待っていたことがありますが、公務員住宅でも私の家より広い家でした。私の住んでいる一角には、Council Works(住宅等のメンテナンスをする人)も住んでいるため、私が贅沢な生活をしているわけではありません。ただ、クリーナーたちから見ればよい生活をしているように見えるのかもしれません。ほかの配属先で働いている日本人も、よくお金貸してくれと言われるとはいっていました。 クリーナーやドライバーといった人たちはたくさんいるので、これからどうなるかは、ちょっと心配なところです。チーフオフィサーの中には、クリーナーにお金を渡してランチを買ってきてもらい、おつりはいいよといっている人もいるので、気楽な感覚でお金ちょうだいといっているような気がします。