4月16日
6畳の和室からたんすを移動させるのに体力を使いすぎ、午後はちょっと休憩。夜は「土井善晴の美食探訪」を見ていました。
たいていこの美食探訪、ほーっと感心するか、よだれがでそうな状態で観ているのですが、今日はちょっと感じが違いました。
西麻布のバスク料理の店。ポンプを使ってクリームを泡状にしたり、真空調理などは今までにも何度かみたことがありましたが、今回の料理はまるで化学の実験のように見えました。
・卵黄の表面の皮にシリンジで穴を開け、ちょっと黄味を吸出し、トリュフソースを入れて、スプーン乗せた黄味をそのまま食べる。
・クリーム状のチーズをアルギン酸溶液の中に少量入れ表面が固まったところで取り出してころっとしたボール状のチーズを料理のソースとして使う。
等
変わった料理も一度はOKですが、なんだか実験の手順を見ているようで食事をする気分が味わえないのではないかと思いました。
奇抜な方法でしか新しい料理は作れないのか!!
食材の性質を利用して新しい料理は作れないものかとちょっと考えこんでしまいました。(料理は科学だという意見には賛成ですが、実験の手順をそのまま見たくはないと思います)