1月11日

 夜中に「犬のクローン作成」の番組を見ました。今週、戌年の犬に関連したドキュメンタリーの中の番組を連続して放送しているもののひとつです。
 ペットのクローンを作るビジネスは以前から知っていましたが、今回犬のクローンを受けおっているのは韓国の研究所でした。
 番組でもこの研究所の所長の経歴をさらっと説明していましたが、この黄教授、以前iPS細胞の研究で捏造をしたとして学会と大学から追放された人物。ただし、動物のクローン作成にしては実績がある(もともと獣医です)ので、犬のクローンをはじめたのだそうです。主にヨーロッパで顧客を探しているのだとか。。。
 そっくりの犬をつくってもらうために一千万円(10万ドル)以上払う人がいるのも驚きですが、もしもっと手頃な値段でクローンがつくれたとしてもいつまでも同じペットを手元におきたい!!という気持ちがよく理解できません。
 番組の中でクローンの子犬を手に入れた依頼者が、「元の犬の細胞は冷凍保存してあるから、この子が死んでもまた同じ犬が手にはいる」と喜んでいたのが気になりました。
 「いつでも同じ犬が手にはいる」となんだか完全に物のような気がしてきてもやもやと嫌な気分。

 将来は人間にも?