5月5日
最後の秘境とは?
本のタイトルがおもしろかったので思わず買ってしまいました。
「二宮敦人 『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』 | 新潮社」
現役の芸大生が自分の所属する学科を案内してくれるノンフィクションです。
音校といわれる音楽学部のほうは、それほど驚きませんでした。楽器を趣味にしているため、コンクールに出場する学生の話などは知っていたからです。
おもしろかったのは美校(美術学部)の学科の話。
これが大学か? と思われる話がいっぱいあって、ここまで自由な学校はないんじゃないか?
芸大の美術学部を受験すると2浪や3浪はあたりまえという世界。それほど受験のためにがんばった後、また製作意欲がわくというところが普通の人とはまったく違っているようです。
話としてはおもしろいけれど、身近にいたら大変かもしれないと思います。
会ってみたい気はするのですが。。。