2月10日
「頭がよくなる! 大人の論理力ドリル」の例文に使われている文章のひとつ
芥川龍之介の「蜜柑」
こんな小説知らないなー?と思いながら読み出したら、
「あ、これ知ってる」と思いました。
教科書に載っていたのです。(いつかまでは思い出せず)
横須賀線の電車の二等車で出発を待っていた私、
出発の合図とほぼ同時に乗ってきた田舎娘、
窓をあけて、外で手を振る男の子たちに蜜柑を投げてやるシーンをみて、
「ああ、この子は奉公に出る、弟たちが手を振って見送っているんだ」
と理解するシーン。
この本の著者によると、この「蜜柑」は非常に論理的に明快な構成でできているのだそうです。それで例文として載せているのですが、
たしかに、空白の部分に接続詞を入れるのは簡単。
この本を読んで、どのくらい論理的に文章を理解できるようになるかはまだ不明です。