12月27日

 「シンプルな英語で話す日本史」
  この本を買ったのは、通訳案内士の試験勉強のために買った本の観光地の説明があまりにも難しくて、私のボキャブラリからはずれていたためです。
 プレゼンテーションのときは、日頃使い慣れていない言葉はぱっと出てきません。日本語のプレゼンテーションでも使いなれていない言葉は滑舌が悪くなるので、英語なら尚更難しい。
 日本の名所を解説している英語の本の表現は難しく、Lonly Planet(地球の歩き方の英語版:一人歩き用のガイドブック)のJapan編を買い、文法的には普通の会話の本を参考にしたほうがよさそうです。

 「シンプルな英語で話す日本史」は、日本在住のアメリカ人が書いたものですが、ほんとに読みやすい文章で、どうしてこんなに普通の文章で書けるのかな?と感心してしまいます。

 日本人が英文を書くと、難しい言葉を使いがちですが、説明するときには話し言葉が必要なので、難しすぎる言葉はほとんど使えません。

 英語を日本語に訳すときでも、わりとかたい話題は文体が難しくなり、英語の原文よりむずかしいんじゃないかと思うものに出会ったことがあります。
 「文明の衝突」:サミュエル・ハンチントン
 は英語のほうが読みやすい内容でした。(英語の原文を先に読んでいます)

 シンプルで簡潔な文章は、くだけた話以外ではだめなものと思われているのでしょうか。