5月13日

 TOEICのリスニング
 そろそろTOEICの個人レッスンも1年の契約が終了します。
 TOEICを教えていると、TOEICの点数は上がりそうに思えますが、リスニングの点数は下がる傾向があるようです。
 初心者用のリスニング教材をずっと聴いていると、難しいものがわからなくなるのかもしれません。別途リスニング教材を聴いてみると、点数は上がるので、やはり慣れの問題のようです。
 しかし、TOEICを教える度に別途TOEICの勉強が必要になるのは効率が悪すぎて困りもの。
 
 それで個人レッスン用の練習問題を作るときに、リスニング教材の本を見ずに、音声だけをダウンロードし、それから質問文と選択肢の文をディクテーションして書き出してみました。(朝日新聞出版社のTOEICシリーズ)
 TOEICのPart2は、質問文1つに選択肢が3つ。
 生徒には、質問文がブランクの状態で、音声を聞かせてディクテーションしてもらい、その後回答を選んでもらうことにしました。

 生徒が何を聴きとっていないかがわかり、私はディクテーションの練習になるという一挙両得。でも、肝心な点は、私が本を見ないようにすること。見てしまってはディクテーションの練習にならないのです。

 長い文章を聴き取る練習はちょっと生徒のレベルではつらいので、Part2の単文のディクテーションにしてみました。私は普通のレベルのPart2なら、まずテキストを見なくてもまず間違いなくディクテーションできます。でも、難解なシリーズでやってみると私が悪戦苦闘。このシリーズのディクテーションが全部できるなら、コンスタントにTOEICのリスニングセクションの満点がとれるかもしれません。