6月18日

 英語の教科書で高校の偏差値がほぼわかる。
 これは以前英会話スクールで教えていたときに今どきの高校生の教科書がどんなものか調べ、あるサイトにかかれていました。
 中学校の英語の教科書に比べて難易度にかなりの差があり、どの教科書を使っているかを聞けば、進学校かどうかすぐわかるらしいのです。
 今回、さらに難しい教科書があるのを知りました。
 トレジャー、Z会が作成した中高一貫校向けの教科書です。
 学校以外に販売しないので、塾、専門学校、個人では入手不可能な教科書。さらに、教科書ガイドが出版されていない。
 教員用のガイドはありますが、これは当然学校経由以外入手不可能。
 ネットに出品されている教員用の教科書セットは10万もしました。
 中学終了時に、単語3300(一般の学校用は1300)、高校終了までに単語5000が出てくる超難解な教科書。
 しかも、高校2年生までに高校の内容を終えるスケジュールなので高校2年までに5000の単語を覚えなくてはならないとは驚異的!

 一度落ちこぼれたら、追いつくことは不可能そう。
 開成はこの教科書を使用。(灘高はこの教科書を使用していない)
 しかし、この教科書についていける生徒ってどんな子なんだろう?
 と野次馬的な興味がふくらんでしまうのでした。