4月18日

 船の転覆事故
 連日韓国で起きた船の転覆事故の報道が続いています。
 事故の最初の報道から徐々に事故の詳細が明らかになるにつれて
 「えっ」と驚く事ばかり。
 船長と船員が先に逃げた。
 乗客には、外に出ないようにアナウンスしていた。
 救命ボートは使われていない。

 この災難にあわれた方の親族にとっては耐えられそうにない事実ばかり。

 それにしても、韓国で起きる事故は、事故の被害を大きくする要因が
 たくさんあるのはなぜでしょう?

 いまだに記憶にあるのは、テグで起きた地下鉄の火災。
 精神病の人が地下鉄で燃料に火をつけたのは防ぐのは難しかったにしろ、向かい側の路線に進入してくる地下鉄は止められたのではという疑問。
 死亡者は、火災のおきた地下鉄よりも、あとから進入してきた地下鉄車両のほうが大きいという事実。停止命令が出ていたら?

 今回も、すぐ脱出指示が出ていたら?
 船員が乗客の避難誘導をしていたら?
 船長が自ら操縦指示を出していたら?
 救命ボートを使っていたら?

 これほど、「たら」、「れば」がむなしく響く事態を聞くと
 救助活動の報道を聞いているだけで、つらくなりそう。。