1月19日

 安全な場所とは?
 市の図書館がバスで行くには面倒な場所にあるため歩いて通っていますが、帰りは暗い中を歩くため、野球場とJRの線路沿いの道はさけて、市営住宅の方の道路を使っています。
 これはもともとL字になったJRの線路と球場の壁にはさまれた道路は昼間でも人通りがないためで昔から置換が出る場所のため。いくらおばさんと呼ばれる年になっているとはいえ、人通りのないところを夜歩く気にはなれないので行きと違う道を通っています。
 東京でアパートを探すときは、アパートの近くに、「ひったくりに注意」とか、「不審者に注意」などと注意書きがある場所はさけるようにといわれていましたが、見知らぬ土地で安全な場所や安全な交通手段はどうやって選べばよいのでしょう?
 日本人が海外でトラブルでなくなったり、事故にあったりするたびに、ニュースの状況説明は不正確だというか、どんな土地なのかを正確に伝えていないように思います。
 エクアドルで新婚のカップルが撃たれて新郎が死亡、新婦が重症というニュースは今月のニュース。トルコで女子大生が殺されたのは去年の夏。
 はたして何がいけなかったのかというと、ニュースの報道ではわからないと思います。
 例えば、海外で白タクに乗るなといわれても、土地によっては白タクしかない場合があります。私が暮らしていたボツワナでは、タクシー会社もバイトを雇っているような状態なので、ある意味全部白タク状態(首都の場合) 地方はちゃんとタクシーのマークが車の上についています。こういう状態になれて、どこか他の国に観光で行くと気軽に利用するのではないでしょうか?
 私はひとり旅が多いので、ボツワナでは白タクを利用しても、インドでは間違っても乗りません。特に空港から市内に向かうタクシーの場合は。。。ガイドブックに書いてあるのですが、空港ビル内でプリペイドのタクシーを頼み、料金を支払ってから空港ビルの外に出てそのタクシーに乗ります。または、旅行会社にピックアップサービスを頼みます。
 シェムリアップカンボジア)で空港からホテルまでと、アンコールワットの1日観光は空港で料金交渉をしたタクシーを使いましたが、シェムリアップから車で3時間ほどかかる遺跡へ行くためには、日本人が経営する旅行会社にドライバーとガイドの手配を依頼しました。さすがに、身元があやしいドライバーの運転で知らない土地に出かけるのは危ないと思ったからです。
 明らかに危ないと思われるリスクはさけるべきですが、ちょっと10分あるけば、次の観光スポットへ行けるというときにひとりで歩いていて事故にあった場合は、運、それとも無謀どちらと判断されるのでしょう?
 知らない土地を旅行するときは情報の収集と、危険察知能力、それにちょっぴり臆病であることが必須だと私は思っているのですが、
それ以外の事態は?
 昔、母に「人のいない場所は危ないから行くなというけれど、本当にだれもいなければ(何もいなければ)危ないわけはない」と言われたことがあります。確かに、だれもいないからではなく、たまたま悪い人に遭遇してしまった場合危ないわけで、さらにまわりに人目がないからそういうことが起こるだけなのですが。。。
 とりあえず可能な防衛手段は、ガイドブック(特に一人旅用の)で、トラブルの例は読んでから出かけるくらいしかないのかもしれません。
 因みにインドでひとり旅をしたときは、「地球の歩き方」に書いてあったぼったくりや、だましの手口はデリーを歩いているあいだに全部経験しました。(だまされたりはしていないのでご安心を) さらに新種の手口もあって、思わず「地球の歩き方編集室」に報告しようかと思ったほど。
 これからも機会があれば、私はふらっとどこかへ行きたいと思っているのですが。。。