1月3日

 違いがわかる男、じゃなくて違いがわかる猫
 猫の食べ物の好みはかなりデリケートです。猫は一般的に味の変化にうるさいようで、急にキャットフードのメーカーを代えたりすると食べなくなるので、違うキャットフードを与えるときは、少しずつまぜて代えていくようにと箱に注意がきがあります。
 しかし、同じメーカーの猫缶で、
 「ロースト若鶏のあらほぐし」と「ジューシーチキンのほぐし身」のどこに違いがあるのか、まったくわからない!!
 「ロースト若鶏のあらほぐし」は大好き。もう一方はよほどおなかがすいていないかぎり食べない。この違いは?
 違いを知るには、私がなめてみるしかないのか?と思うのですが、さすがにそれは避けたい。(このシリーズは人間用に出してもわからないのではないかと思うほどいい匂いがしますが)
 ただのツナのフレーク、ゼリー寄せ、やわらか煮込みはきらい。
 「牛肉の和風柔らか煮込み」もあまりすきではない。
 ロースト若鶏のあらほぐし+チーズ入りは大好き。
 サーモンのあらほぐしも大好き。
 ツナはだめ。
 でも、いなば食品のチュールシリーズのマグロのペーストは好き。
 基本的に和風の味付けはきらい。かつお節もきらい。
 サーモンは今まで食べさせたことはないはず(キャットフードは基本的に、ツナ、かつお、とりをベースにつくられているため) なのに、サーモンのあらほぐしは大好き。
 さらに、若鶏やビーフのあらほぐしを食べたいとき(おなかがすいているとき)と、ペーストやキャットフードの粉末を食べたいときと、微妙にえさのねだり方が違い、これも困ったもの。
 最近は、すっかり日課になった朝のブラッシングも請求するようになり、ますます女王様としてのふるまいが身についてきてしまったNanaちゃん。
 トイレも、大小、もよおしたときに私を呼びつける始末。(どうも早く片付けてほしいらしい。)
 猫を飼うと人間は僕になるしかないといった人がいましたが、妙に猫の要求がわかるようになると、ますますエスカレートしている気がしています。