1月17日

 ABCニュースシャワー(NHK BSで放送、インターネットでも可能)を聞いて思わず笑ってしまいました。
 アメリカでは6700万人もの人がインフルエンザの予防接種を受けるとインフルエンザにかかると思っているという統計について説明していました。
 アメリカの人口は3億ちょっと。約五分の1(20%)の人が誤った知識を持っているとは、なかなか信じがたい状況です。
 インフルエンザが蔓延しはじめたので、予防接種を受けてもインフルエンザにかかりませんと説明する広報がニュースで紹介されていました。免疫システムがどうやってインフルエンザのウイルスをやっつけるかを説明しているのですが、なんとインベーダーゲームの画面を使っていました。(懐かしい!!)70年代後半から80年くらいにはやったゲームです。

 インベーダーはさておき、これがアメリカの現状か?と信じられない気がするかもしれませんが、意外と本当かもという気もします。
 ボストンで暮らしてみてわかったのですが、アメリカ人は難しい医学用語を使いません。日本人は病名を医学用語で覚えていますが、英語では医学用語と日常的な言い方と2通りあります。
 言い換えれば、日本人のほうが病気オタクの傾向。日本人で予防接種でインフルエンザにかかると思っている人の割合はぐっと少ないはず。
 それはさておき、インフルエンザにはかかりたくありませんが、予防接種で完全に防げるものでもなさそうというのは、困ったものです。