7月9日

 昨日、Incubation Officeに行ったので、この国の就業事情をちょっと調べてみました。
(教育制度)
・Middle Schoolまでほぼ無料(低収入家庭は制服、学用品も支給される)
・16歳で、Oレベルを終了すると、Aレベルが2年(大学へ行く人向け)
 その他、職業訓練学校(ブリげードと呼ばれています)あり
 職業訓練学校終了後、勤めるか、Technical Collegeと呼ばれる
 短大にいくことも可能
教育制度はイギリスのものをほぼ踏襲していて、同じシステムです。
ボツワナには医学部(現在開設予定)、ロースクール、教員養成学部がありません。
医者は外国へ留学して資格を取得する
ボツワナ大学の法学部を卒業すると、自動的に弁護士資格がとれる
就職口があれば(大卒なら)教師になれる
法学部を出るとだれでも弁護士になれるため、ボツワナの弁護士はあてにならないといわれています。 ボツワナ大学に医学部ができたら、卒業した学生は研修なしでだれでも医者になれるのではないかとの不安の声もあり。
16歳で学校教育を終了してしまうと、ほとんど就職口はありません。
失業率25%、大卒でも就職は難しいそうです。
昨日会った若手企業家たちは、南アの大学等を出たかなりのエリート。
就業人口の47,8%は公務員。
というわけで、民間企業の育成が必要なのですが、うまくいっているようにはみえません。