8月13日

 発達性読み書き障害
 新聞の本の広告を見ていたら、ふと「うちの子は字が書けない」というタイトルの本(正確にはコミック)が目にとまりました。

 その本の説明に、「40人学級に3人の確率でいるのに気づきにくい学習障害」と書いてありました。

 このコミック連載を読んだことがあります。母親が漫画家なので息子の記録をWebに載せていたからです。

 仕事上会う機会のある子供の中には、この障害かな?と思わせる子供がいますが、素人である私にはうかつに口にできない言葉でもあり、また何もできないのが非常に残念なことです。

 特別支援学級の先生でも知らない人がいると書いてあったのですが、この障害があるとわかった後どうするかもなかなか悲しい話があります。

 小学校1年で入学時にわかれば、ほぼ学校で出てくる漢字まで読み書きできるところまでになるそうですが、小学校の6年生くらいになると、かたかな、ひらがなの読み書きがせいいっぱいで、漢字は読み書きができないままになるそうです。

 要するに早く発見できれば訓練できそうなのですが、きっと見逃されているのだろうと思うとなんだか気が重くなる話です。