1月24日

 Ruby Bridges
 この名前を聞いてすぐわかる人はアメリカの公民権運動にかなりくわしい人だと思います。
 名前は知っていましたが、詳しい話は読んだことはありませんでした。
 高校のリーディングの教科書にRuby Bridgesの話がのっていたので、その話を解説したのですが、主な問題は3つ。
 ・英文の意味がわからない(純粋に英語が読めないだけです)
 ・歴史的背景を知らない
 ・アメリカの制度を知らない。

 1960年代まで、黒人は白人と同じレストランで食事ができなかった。
 バスで白人の隣に座れなかった。
 同じ学校に通えなかった。

 Ruby Bridgesはルイジアナではじめて白人と同じ小学校に通うことになった女の子です。
 その話を読むのに、歴史的背景を知らないので
 なぜ、その女の子が学校に通うだけで連邦政府の執行官が護衛についてくるのか、理解していませんでした。

 Federal Governmentといわれて、連邦政府とわかればよいのですが、アメリカの政治制度に詳しくないと、どうも意味があやふやなようです。

 高校生だけではなく、教える先生は、この話の背景を知っているのかしら?
 とふと疑問に思ったのでした。