12月25日

 家の中に本が増えたので整理中です。
 中でも増えたのは、高校英語の参考書。
 今年度、レギュラーで担当しているのは高校生だけのため、易しいものからいろいろ集める必要があり、アマゾンのマーケットプレイスで1円から200円くらいまでコレクションが増えました。
 高校英語の教科書を見ていて、ほとんどの教科書が「中学校で習ったものは理解している」ことが前提で構成されていると思います。

 また、高校で生徒に渡している問題集もさまざま。こんな難しいものを1年生からやらなくてもいいのに。。と思うものもあります。

 不思議なことに、高校の偏差値と使用している問題集の難易度は一致していません。偏差値の一番高い高校がゆっくりと文法をすすめていて(単語テストは毎週あるそうですが)、難しい問題集を使っている(生徒は宿題でやらなければいけない)高校は、偏差値がゆっくりやっている高校よりも15も低いところなのです。
 
 高校の先生が生徒の中学英語の理解度をどう理解しているかがポイントなのですが、一度中学校の英語の復習をしたほうが良いと思います。

 中学校英語をほぼ理解している生徒は30%くらいという統計を見たことがあります。ということは、あとは落ちこぼれていくだけではないでしょうか。