10月23日

 仕事の帰りの電車の中で、訓練中の盲導犬がいるのを見つけました。飼い主になる人(盲導犬のユーザー)と盲導犬盲導犬協会の人が盲導犬の脇につきそい、向かいの席に犬の動作をノートに書きとめている人の3人+1匹。
 盲導犬は、洋服を着てハーネスをつけ、おとなしく座っていましたが、電車が動き出したら、びくっと起き上がりました。
 「そういうときは、なでてOKといってください」とアドバイス
 まだまだ、なれていない犬と人のコンビのようでした。

 私の降りる駅で降りましたが、盲導犬協会の人が未来のユーザーさんにいろいろアドバイスしていました。盲導犬としての訓練は終えていて、いよいよ一緒に暮らすユーザーさんとの訓練にはいったばかりのようです。

 西武池袋線で通勤していたころ、若い女性が盲導犬をつれて毎朝電車に乗ってくるのをみていたので、その賢さに驚いていました。

 同じ車両に乗っていた人たちは興味深々で盲導犬の後ろから、どのように歩いていくのかをみながらひたすら感心していました。西武線の改札を出て階段を降り、丸の内線の改札に人を誘導していく姿はほんと感動もの。

 あんな風に誘導できるようになれば、将来、ひとり+1匹のコンビで電車にのる姿が見られるかもしれません。