7月25日

 NHKの番組で、効率的なエアコンの使い方を説明していました。エアコンと扇風機を組み合わせて使い、冷たい空気を効率的に循環させるというもの。
 そのほか、夜寝るときには、エアコンの設定を「ドライ」にしてはいけないとか。。。。
 エアコンのドライの設定の方が、冷房より冷たい空気が出てくるというのは知っていました。これは、梅雨時の湿度対策が必要な弦楽器を持っているせい。もともとヨーロッパで製造されていた弦楽器は湿気が苦手。それで、クーラーを買うとき、どのくらいの気温のときにエアコンの「ドライ」機能が使えるかを調べたことがあります。
 「ドライ」は空気中を湿気を除去するときに、気化熱を奪うため、排出する空気の温度は下がります。気温は低いけれども、湿度が高いとき使いたい「ドライ」の機能。温度コントロールをして冷たくなりすぎた空気を再加熱しているものがベストなのです。
 というわけで、最新式のドライの機能がついていないと楽器のためにエアコンを使う場合は要注意。楽器のためにエアコンを使うとは!!と非難されそうな話ですが、楽器がはがれるなどの事態を招かないためには必須です。