5月20日

 昨日は、すっぽかされたミーティングを午後遅くからはじめたので終わったのは7時でした。一度オフィスへ戻ってジャケットとかばんを持って帰ろうとしたらチーフオフィサーがかばんをカンファレンスホールのある建物においてきたことがわかり一度戻ってかぎを開け、会議室で無事かばんを発見しました。このオフィサーはきちんとした人なので、問題ありませんが、交通手段のないところへ連れていかれるときはいつ帰りたいか等を先に行っておく必要があります。あとがどうなるかを考えてくれていない人がほとんどだからです。はっきり何をしたいとか、Gaboroneに行くからこのミーティング先に抜けていいとか伝える必要があります。
 昼も車でスーパーまで連れていってもらってランチの買い物をしているのでこのところ日用品の買い物はほとんどしていません。食料は停電がひんぱんにあるため買いだめするのは危険です。
 お湯が出てほっとしたところですが、ごみはどうやったら回収してもらえるかとか、まだまだ問題はいろいろ残っています。
 それにしても二本松にいたアメリカ人(英語の講師)がボツワナ人の官僚は2時ごろまでしか仕事をしないといっていましたが、少なくてもここではそんなことはありません。仕事の質はともかくそれほどあからさまに怠けている人はいません。この種の情報を伝えるときは注意が必要ですね。以前、NGOの仕事でカンボジアに行ったカナダ人が「カンボジア人は仕事をする気がない、とても怠け者だ」といっていました。カンボジアに行ってみて、高校卒業後、タクシーの運転手をして観光客を乗せ、夜は日本語学校に毎日1年間かよって日本語ツアーのガイドになった人にあいました。どこでも、いろいろな人がいるので一人だけを見てステレオタイプのようにいうのはやめようと思っています。