4月19日

先週でセツワナ(現地語)のレッスンが終了しました。文法はほとんどなしでよく使うフレーズだけ習ったので文法がどうなっているかはいまだに不明です。どうも話言葉が先に発達しあとからアルファベットを使って書き言葉を作ったように思えます。新しい言葉は英語をそのまま使っていたりするので、聞いていて「えっ?」という感じがします。数字はかなり複雑なのでボツワナ人でも英語の数字をセツワナにまぜてしゃべります。需要がないせいでしょうか、フレーズ集+簡単な英語→セツワナ、セツワナ→英語の単語表がのっている本しか見つかりませんでした。(写真)

というわけで、文法は謎のままです。
特徴をあげてみると
・英語のbe動詞にあたるものがない。
  Ke Nobuko. (私はNobukoです)
・英語のThere is/are の言い方がない
  Go nale dikgomo. ( There are cows.)
  goは抽象的なものをあらわすときに使う仮主語。naleは英語のhave
に近い。
・複数形は単語の最初に複数を表す接頭語をつける
  kgomo →dikomo kgomoは牛一頭、diがつくと複数
・牛肉、豚肉のような言葉がない
  nama ya kgomo, nama ya koko.(meat of cow / meat of chicken)
牛の肉、豚の肉と肉の後に種類を記述する
・目的語がない文章は目的語がある文と書き方が異なる
  Ke a ruta ( I teach )
Ke ruta Setswana ( I teach Setswana.)
まだまだ複雑な文法はたくさんありますが、とりあえずここまで。