9月15日

 CafeでThe Exonomistの記事を読んでいたら、見覚えのある本屋の名前が目につきました。
 Barns&Noble, Borders、どちらもアメリカの大手のBookチェーンです。Bordersが破産したのは知っていました。この記事はBarns&Npble がスポンサーを見つけて、なんとかやっていけそうだというものでした。ボストン郊外のアパートに住んでいたころ、週末は買い物のあとBordersか、Bars&Nobleによって本を読んでいました。本屋にはCafeがあって買わない本でも読むことができます。冬の雪が降る季節は朝からいかないと満員になってしまうほどたくさんの人がいました。どこでもインターネットの影響で本屋は営業が難しいようですが、長居できる本屋がなくなるのは寂しいかぎりです。

(赤枠の中がBarns&Nobleの記事、下の似顔絵はカダフィを後ろでだれが糸をひいているか皮肉ったもの)

9月16日

 首都に来たときいつも宿泊するドミトリーが修理工事中で、あまりのほこりっぽさに様子を見にいっただけで脱出してきました。普段はほとんど意識していませんが、私は喘息もち。ただの土ぼこりではなく、家の中の土ぼこりを吸うと咳き込んでしまいます。
 予想はしていたので、ちょっとこもって報告書やらいろいろたまった書き物をしようとホテルへ。このホテル会員になると半額になるので高級ホテルなのに、普通のロッジとほぼ同じ値段でとまれます。

(セキュリティボックスの前にこんな小箱が)
 広大な敷地にもおどろきましたが、ワードローブにジャケットをかけようとして見つけたのが、写真の小箱。セキュリティーボックスの前においてあったのは、エイズ対策のシンボルである赤いリボンのマークのあるコンドームでした。
 ボツワナに暮らすようになってから1年半がすぎ、エイズ罹患率が世界第二位の国にいるということはいつの間にか気にしなくなっていました。ここでボーイフレンドでもつくろうというなら話は別ですが、普段の生活でエイズ問題が話題になることは稀です。

(ホテルの名前入り特注品)
 ボツワナの公共機関には、コンドームを入れてあるボックスが必ず設置してあるけれど、いつも空だという話は知っていますが、ぴんときていませんでした。ホテルなどにくると、「これは義務付けられているのかな?」といまさらながらエイズが深刻な問題であることに気づかされます。